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電子定款認証手続 [行政書士]

・ 作成した定款をPDFファイルに変換作成し、電子署名を付与する必要があるのだが、ただ付与するだけでは送信できない場合がある。以前パソコンをリカバリーし、アクロバットをインストールすると、以前の設定のままとは限らない。
 設定を弄らず、送ったところ、エラーが出て送信できなかった。

・ なぜ送信できなかったか? いつものことながら、原因を探し当てるのに、かなりの時間が奪われる。
考えられることはやってみるのだが、その原因として、①電子証明書の不具合か期限切れ、②もともと取扱いできない電子証明書、③付与の仕方の間違い、④送信方法の手違い、など。

①は正常であることが確認できたので、これではない。②かとも思ったが、以前は送信できた。③も以前の通りにやっているから、これでもない。④も手順通りだ。

・ それで、法務省オンライン申請システムHPを確認した。注意事項があったので、最後の頼みはここに引っかかってくれていること。その通りにやってみたが、結局送信の時間切れ。結果は翌日に持ち越し。

再度、送信完了までの手順を確認し、後日のため書き記す。なお、「:◎」はマウスのクリックを表す。
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・ 準備
 1 自己署名証明書「MOJRootCA.cer」をブラウザに埋め込んでおく。
 2 PDFファイルに電子署名を付与する。
 3 AdobeAcrobatの電子署名機能を使用する場合の制限及び留意事項は次のとおり。
 1) AdobeAcrobat9(Standard、Pro)の電子署名機能を使用する場合は、「Adobeデフォルトセキュリティ方式」でPDFファイルに電子署名を行わなければならない。
 2) AdobeAcrobat8(Standard、Professional)の電子署名機能を使用する場合は、「Adobeデフォルトセキュリティ方式」でPDFファイルに電子署名を行わなければならない。
 3) AdobeAcrobat7.0(Standard、Professional)の電子署名機能を使用する場合は、「Adobeデフォルトセキュリティ方式」でPDFファイルに電子署名を行わなければならない。
  4) AdobeAcrobat6.0(Standard、Professional)の電子署名機能を使用する場合は、「Acrobat Self-Sign セキュリティ方式」でPDFファイルに電子署名を行ってください。([編集(E)]:◎-[環境設定(N)]>[一般(G)...]:◎。ダイアログ「環境設定」中、「電子署名」項の署名方法欄で、「Acrobat Self-Signセキュリティ」を選択し、[OK]:◎。ここが他の方式になっていると、申請時エラーが出て送信できない。)
 ※ 「Windows 電子認証セキュリティ方式」で電子署名を行うと、オンライン申請システムで検証ができないので注意。

・ 手順
 1 法務省オンライン申請システムにログイン。
 2 メインメニュー画面中、[申請・届出]:◎
 3 申請・届出メニュー中、[新規作成]:◎
 4 手続一覧から、「電子公証関係手続」:◎
 5 電子公証関係手続から、「電磁的記録の認証の嘱託」:◎
 6 手続様式を格納するためのフォルダを作成する。※フォルダ名は英数字で付す方が間違いない。
 7 6で作成したフォルダを指定する。
 8 7の保存先(フォルダ)を指定したら、[保存(S)]:◎
 9 申請メニュー画面内の様式の名称「電磁的記録の認証の嘱託」が表示されたら、
左の作成済のマス□にレ点を入れる(チェックする)。※ここではチェックは入らない。
 10 右の記入中、[作成/入力]:◎
 11 嘱託人情報に「◯◯◯◯」と入力する。(※空白はあってもOK)。□公証役場で文書を保存する にはレ点を入れたままにしておくこと。
 12 以下、①法務局選択 ②公証役場選択 ③公証人選択 の順に、申請先を選択していく。内容に誤りがなければ、[保存]:◎。送信ができないときは、[仮保存]:◎して、翌日の利用可能時間に送信する。保存されたときは、9の画面に戻り、申請メニュー画面中、電磁的記録の認証の嘱託欄の左の作成済のマス□にレ点が入って(チェックされて)いることを確認する。
 13 [添付書類]:◎。[追加]:◎。[添付書類]:◎して、電子署名済定款のPDFファイルを選択し、追加する。※ファイル名には記号を入れないこと。確認後、[戻る]:◎
 14 [デジタル署名]:◎。[ファイル]:◎、デジタル署名を施す。「xx00xxxxx0000000x0000xxxx.p12」という形式の署名であればその名前のファイルを開き、パスワードを入力し、[OK]:◎。デジタル署名の付与が完了したら、[了解]:◎で申請メニュー画面に戻る。[作成終了]:◎
 15 申請データの送信の問合せダイアログで、[はい]:◎。
 16 「未送信手続一覧」画面に当該手続きが表示され、送信対象のマス□にレ点が入って(チェックされて)いれば、送信準備完了。画面下の[送信実行]:◎。
(ここまで行った時点で、エラー:3655認識できない。というエラーメッセージが出て送信できなかった。)
 17 画面で[申請確定]:◎
 18 到達通知メニューで、[到達確認表]:◎。到達確認表保存確認ダイアログで、[了解]:◎。
以上で、手続完了。
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やはり、原因はここだった。無事送信完了し、ホッとした。
定款の内容をチェックすることも忘れずに。

カバチタレ!の主題歌も・・・ [行政書士]

 作曲家の加藤和彦さんが先日亡くなられた。正直、お名前だけだと存じ上げない方だと思っていたが、行政書士にとっても、多少なりとも縁のある方だった。

 2001年に放送された、行政書士が活躍するTVドラマ「カバチタレ!」の主題歌「ドゥー・ユー・リメンバー・ミー」(唄キタキマユさん、オリジナル1980年岡崎友紀さんのカバー)の作曲が、彼の加藤和彦さんだった。
 いい曲をたくさん世に出しておられた加藤さん。ご冥福をお祈りいたします。


ドゥー・ユー・リメンバー・ミー

ドゥー・ユー・リメンバー・ミー

  • アーティスト: キタキマユ,安井かずみ,明石昌夫,アカカゲ
  • 出版社/メーカー: ソニーレコード
  • 発売日: 2001/02/15
  • メディア: CD



ドゥー・ユー・リメンバー・ミー

ドゥー・ユー・リメンバー・ミー

  • アーティスト: 岡崎友紀,安井かずみ,アンドリュー・オールダム,加藤和彦
  • 出版社/メーカー: ワーナーミュージック・ジャパン
  • 発売日: 2001/03/07
  • メディア: CD



カバチタレ! <完全版> DVD-BOX

カバチタレ! <完全版> DVD-BOX

  • 出版社/メーカー: パイオニアLDC
  • メディア: DVD



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●電子申請のための流れ [行政書士]

【覚え書き】
・ 電子申請を行うために、揃えなければならない書類、整えなければならい環境や機器などを列記する。
http://shinsei.e-gov.go.jp/menu/smenu.html を参考

 ( 1) 電子申請を行おうとする場合に、電子的なやりとりを可能にするため、パソコンの中に、JAVAという動作環境のためのソフトウェア(JRE)をインストールする。パソコンにJREがインストールされていて、JREが更新される度に、古いものを完全に削除してから、新しいものをインストールする。

 ( 2) インターネット接続環境。フレッツ光等。

 ( 3) 「クライアントモジュール」と呼ばれる e-Gov電子申請用プログラムをインストールする。

 ( 4) SSL(Secure Socket Layer)を用いて申請書等データが暗号化されているので、自己署名したことが間違いないかを確認するため、認証局の電子証明書が必要。これには大きく分けて、電子証明書によるものと、ICカードによるものとの2つがある。
   2009年2月現在でe-Gov電子申請システムで利用可能な電子署名用証明書を発行している認証局
※「商業登記に基礎を置く電子認証制度」を運営する電子認証登記所
※「AccreditedSignパブリックサービス2」を提供する日本認証サービス株式会社
※「AOSignサービス」及び「法人認証カードサービス」を提供する日本電子認証株式会社
※「TOiNX電子入札対応認証サービス」を提供する東北インフォメーション・システムズ株式会社
※「TDB 電子認証局サービス TypeA」を提供する株式会社帝国データバンク
※「セコムパスポート for G-IDサービス」を提供するセコムトラストシステムズ株式会社
※「電子入札コアシステム用電子認証サービス」を提供するジャパンネット株式会社
※「全国社会保険労務士会連合会認証サービス」を提供する全国社会保険労務士会連合会
※「ビジネス認証サービス タイプ1-E、1-A、1-G」を提供する日本商工会議所
※「よんでん電子入札対応認証サービス」を提供する四国電力株式会社
※「MJS電子証明書サービス」を提供する株式会社ミロク情報サービス
ICカード(電子証明書)の新規・継続利用申し込みの受け付けは、平成21年11月17日で停止します。
※「公的個人認証サービス」を提供する地方公共団体
※「CTI電子入札・申請届出対応 電子認証サービス」を提供する株式会社中電シーティーアイ
「税理士証明書発行サービス」を提供する日本税理士会連合会
「日本司法書士会連合会認証サービス」を提供する日本司法書士会連合会
※「e-Probatio PS2サービス」を提供する株式会社NTTアプリエ
「日本土地家屋調査士会連合会認証サービス」を提供する日本土地家屋調査士会連合会
※政府認証基盤(GPKI)の政府共用認証局(官職認証局)
※地方公共団体組織認証基盤(LGPKI)の組織認証局
※ 2009年2月現在でe-Gov電子申請システムで動作確認の取れている認証局
各民間認証局→ http://www.gpki.go.jp/cas/ee.html

 ( 5の1) 認証局からICカード以外の媒体(フロッピーディスク等)で電子署名用電子証明書の交付を受けた場合、その電子証明書をあらかじめ使用するブラウザにインポートする。
 ( 5の2) 認証局からICカードで電子署名用電子証明書の交付を受けた場合、このカード内の情報を読み書きするための機器(カードリーダライタ)が必要となり、この機器をパソコンに接続して、予め、使用できるようにしておく必要がある。パソコンに接続され、使用可能になったカードリーダライタに、ICカードを挿入し、カード内の情報を読み込ませる。

 なお、揃えなければならない書類は、申請人が法人か個人か、若しくは代理人かにより、又は各省庁、認証局により異なるので、それぞれに確認する。
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●法務省オンライン申請システムを利用しているが…… [行政書士]

・ 法務省オンライン申請システムを利用しているが、脆弱性やバグが確認される度に、バージョンアップ作業が必要になる。その情報をもらうのはありがたいのだが、この入替作業の繁雑さときたら、半端なものじゃない。PCにはなれるつもりでも、いちいちこちらでさせられるのは勘弁して欲しい。これらすべての作業をユーザーに丸投げするのはいかがなものか。こう思う方も少なくないはず。
 初めてインストールするときも結構面倒だが、バージョンアップは下記のような一連の作業を繰り返すことになりもっと煩雑で面倒だ。
*オンライン申請システムの強制アンインストール
*インストールされている全てのJAIのアンインストール
*インストールされている全てのJREのアンインストール
*JREインストーラの取得
*JREのインストール
*オンライン申請システムインストーラのダウンロード
*オンライン申請システムのインストール
*JREキーストア登録用バッチファイルのダウンロード
*政府共用認証局自己署名証明書のJREへのインストール
*法務省サイトのポップアップブロック設定
*法務省サイトの信頼済みサイト設定
*JAIインストーラの取得
*JAIのインストール
*次世代JavaPluginの無効化
 そこでお勧めなのが、「リーガル」から提供されている「かいけつ!オンライン」と
いうソフト。
http://www.legal.co.jp/products/kaiketu/kaiketu.htm
 これを使うと、この一連の作業を漏れなく完了することができる。現在無償で提供中。
・ バージョンアップ作業が必要になっても、このソフトを使えば、戸迷うことがなく、便利。お勧め。(但し、ユーザー環境によっては、すべてが行われない場合もあるようだ。)
・ それにしても、このシステムは誰のためのものなのだろうか。今のところ、ユーザーのためのものではない。セキュリティ強化ばかりに力を注ぎ、利便性を後回しにし、上記のようなバージョンアップ作業が続く限り、電子申請手続は普及はしないだろうなぁ。
 利用できない人は損をするわけだし、不公平感は拭えないなぁ。むしろ、法務省は、ユーザーには、こういう一連の作業を完結してくれるようなソフトを提供してくれればいいと思うのだが……。
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●登記印紙について [行政書士]

・ 平成23年3月31日(予定。平成22年度会計終了時。)をもって登記印紙が廃止され、収入印紙に統合されるようである。これは特別会計に関する法律(昭和60年6月7日法律第54号)が平成19年3月31日法律第23号の施行により廃止され、一般会計に組み込まれることになったため。(http://www.ron.gr.jp/law/law/touki_to.htm)(http://triplus.oops.jp/toukiinnshi/
  となると、すでに購入済の登記印紙は、早めに使用しなければ、使えなくなる可能性がある。現状では交換ができない。収入印紙の交換制度ができた後に創設された特許印紙(昭和59年)及び登記印紙(昭和60年)については、交換制度が設けられていない。収入印紙以外の印紙について交換を認める仕組みとなっていないからである。(http://www.soumu.go.jp/main_sosiki/hyouka/gaiyou.htm

ブログ開設しました。 [行政書士]

ブログを開設しました。行政書士の近藤隆成と申します。
日々の業務で遭遇する疑問や不明なことを記していきたいと思います。
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